是政の地に開かれた卓球教室
東京都府中市是政の工場倉庫を改装し、卓球専用の教室が開かれた。西武多摩川線「是政駅」から徒歩4分、南武線「南多摩駅」からは是政橋を渡って徒歩約14分の場所にある。
個人的には、駅から近いという立地条件が、部活帰りの学生や仕事帰りの社会人にとって通いやすさにつながっていると感じた。専用駐車場もあるため、車で来店する家族連れの姿も見られるという。府中市長杯に参加したスタッフの様子がブログに綴られ、地域の大会との関わりもうかがえる。
全国大会での実績が示す指導力
店長の薄井佳氏は2017年度の新体連全国大会一般の部で優勝し、全国マスターズ大会では東京都代表を務めた。全日本選手権大会のシングルスにも出場した経歴を持つ。戦型は右シェーク裏表・カット主戦型で、中学生の頃から指導への関心を抱いてきたという。大学時代から本格的に指導へ携わり、現在も教室で教えている。
レッスンには個人レッスン、テーマ別レッスン、ゲーム形式などの種類がある。体験レッスンも随時開催されており、参加のハードルを下げる工夫がされている。営業時間は10時から21時までで、定休日は特に定められていない。
バンビ対応卓球台という工夫
小さな子どもでも扱いやすいバンビ対応の卓球台を用意している点は、教室の特色のひとつになっている。床にはレックスコートを採用し、足腰への負担を抑える造りになっている。ニッタク製の卓球台も備え、経験者の本格的な練習にも対応できる環境が整っている。シャワー室や更衣室もあり、仕事帰りの利用にも配慮されている。
正直なところ、バンビ対応の卓球台という設備をここまで前面に出している教室は珍しいと感じた。小さな子どもを持つ家庭にとって、この配慮は通い始めるきっかけになりやすいのではないかと思う。倉庫を改装した空間でありながら、機能面での抜かりのなさが伝わってきた。
地域に根づく卓球教室としての歩み
卓球は一人でも始めやすく、幅広い年齢層に親しまれている生涯スポーツとして位置づけられている。工場跡地を改装した教室が近隣エリアで話題を呼んでいるという評判も広がっているという。子どもから大人までが集う場として、地域の運動習慣づくりを支えてきた。教室限定のオリジナルグッズも、通う楽しみのひとつになっているようだ。
「体の使い方だけでなく心の持ち方まで教えてもらえる」という声が生徒から寄せられているという。第5回サンサンミニ大会が開催された際には、生徒同士の交流が生まれたと伝わっている。空手のスポーツ少年団が施設を利用した実績も、地域とのつながりを示しているようだ。


